費用が節約できる?工場を廃業するときの注意点

工場の下請けをしていた町工場の事業主のみなさんから「廃業するにもどうしていいかわからない」というお電話をよくいただきます。
町工場と一言で言っても小さな借家で営んでいたり小さな倉庫を借りてやっていたりと様々です。
お見せしていただいた町工場の内部には旋盤とかフライス盤とかの機械が所狭しと並んでいます。
これらの工場機械の処分に頭を悩ませている方が多い印象です。
どれもこれもかなり古いものですが最近まで使用していたのか足の踏み場もありません。
こうなるともう一般の方では片づけることは困難を極めます。
産業廃棄物処分の業者さんでもこれらの重量のある機械類を撤去することは容易ではないでしょう。
腕のいい処分業者を見つけても費用が莫大に・・・なんてことも。
こんな時は中古の機械類を専門に扱っている買取業者さんに頼むのが一番です。

これは買取?処分?
機械や工具はちょっとでも需要があるものなら買い取ってくれます。 「こんな古いもの本当に買い取ってくれるの?」と思われるものも、大丈夫です。 金属などは鉄くずとして処分できるため、これも一緒に買取してもらえます。 プラスチックや木製品は処分費がかかることになりますが、なるべく一般ごみで処分できるものと分別することでこちらも費用はずいぶんと削減できるはずです。 工場全体を産業廃棄物処理業者に頼んだら120万円ほどかかるところが、買取業者に依頼することによって25万円ほどで済んだ、という元工場主の方もみえました。 ただ注意しておかなければならないことは危険物の除去です。 高圧ガス関係や毒性のある液体などは今まで処分していたところに頼む方が確実です。 危険度により処分費用が高額になることがありますのでご注意ください。
まずは無料見積がおススメ!
「そんな多額の費用を払えないから自分たちで処分をする」という方もいます。 そんな方もまずは無料で見積を取ってくれる業者に連絡することをおススメします。 どれくらいの費用がかかるのか、どれくらいの買取金額になるのかを教えてもらいましょう。 金額に納得しなければ実際に依頼を出す必要はありません。 買取額が大きければ費用がかかるどころかお金が貰えることも! この際、見積りを出さない業者や納得のいかない見積を出す業者は依頼の選択肢から外しましょう。 また、見積を出したのに処分が終わってから高額な請求をする悪徳業者もいないとは限りません。 書面での契約を交わしていくことをおすすめします。